Jacarandá – Fueguia 1833

いい匂いのする木材ってありますよね。

フエギア1833のハカランダは、ギタリストでもある調香師 Julian Bedel がギターの香りにインスピレーションを受けて調合したもの。植物学者カール・フォン・リンネに捧げる Linneo コレクションに含まれます。

レッドマホガニーやハカランダはギターの世界でも高級素材、これらの匂いフェチのギタリストは、ビンテージギターの香り立ちが衰えていくのを悲しむのだそうです。

実は日本のギター界で慣例的にいうところのハカランダは、実際にはブラジリアンローズウッドのことだそうで、本来はブラジリアンローズウッドとハカランダは別の樹木です。もちろんこの香水は本来のハカランダを指しているのでしょうね。

香りはまさしくギターのサウンドホールの匂いといった感じです。甘い木材とニスの香りがジンときます。この組み合わせは画材でもありますね。ギターに馴染みがない人でも、子供の頃の図画工作の時間を思い出すかもしれません。

このジンとくる感じはラストまで残ります。持続時間は長く、衣服につくと平気で数日残ります。あまり丸く落ち着くこともないので、少量肌につけてふわっと香るぐらいがいいかもしれません。フエギア1833のスプレーなら半プッシュだけつけることもできますし。

ちなみに Jacarandá の á 、キー入力できるようになりました。僕はMacで書いているんですが option + e を押して続けざまに a を押すと出ます。同様に option + e のあとに e を押すと é になります。またひとつ賢くなった。

Fueguia 1833

フエギア1833